イトの米国株日記

サラリーマン技術者が米国株に投資します

2月の購入予定銘柄

2月にどの銘柄を購入するか迷っています。(楽しい)

 

欲しい銘柄が2つあります。

フィリップモリス(PM)とユニリーバ(UL)です。

 

なぜこれらの銘柄が欲しいかというと、NISA口座と相性が良いからです。

 

NISA口座以外でアメリカの会社の株式を購入して利益がでると、現地の税金として10%取られた後、さらに日本で約20%の税金を取られます。

この場合、アメリカと日本で2回税金を取られる2重課税になってしまうので確定申告を行う事でアメリカでとられた分の税金が一部戻ってきます。(一部しか戻らない場合もあります。)

 

NISA口座で購入した場合は、日本の税金20%は免除されるもののアメリカの税金10%は免除されません。2重課税でないため、戻す理由がないからです。

 

つまり、米国の株式売買で利益が出た場合は、NISA口座を使っても税金がとられてしまうのです。

これは譲渡益だけではなく配当も同じです。

 

この点、フィリップ・モリス(PM)、ユニリーバ(UL)は異なります。

PMはアメリカでの売り上げがほとんどないこと、ULはイギリスの会社ということで、アメリカでの税金がほとんどかかりません。

したがってNISA口座で購入すれば、アメリカの税金もなく日本の税金も免除され、譲渡益や配当がでてもほぼ0%の税金で済むのです。

 

 

今年のNISA枠120万円のうち60万円はVOOとHDV、30万円をBNDへ充てることを決めています。残り30万円分について未定なので、そこにこれらのどちらかを充てたいと考えているところです。

 

元々、タバコメーカーはアルトリア(MO)を保有しており、MOだけで10%保有してもいいかなと思っていたのですが、NISA口座との相性とリスク分散の意味でPMと5%にずつにするのもありと思い始めたところです。

ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)も検討しましたが、ブレグジットを控えているので、イギリス企業の株を買うのはリスクがあるように思え、代替としてPMにしようと考えているところです。

 

ユニリーバについては、プロクター&ギャンブル(PG)やジョンソン&ジョンソン(JNJ)など類似企業の株を保有しており、とくにJNJはこれだけで10%占めてもいいと思っていたのですが、アスベストの訴訟の件でリスクが高まった様に思えたので、こちらもNISA口座との相性とリスク分散の意味でULとJNJを5%ずつにすることを検討しているところです。

ユニリーバはイギリス企業なのでブレグジットは心配ですが、代替候補が簡単に見つからないのと、保有するブランドの強さに心惹かれています。

 

ちなみに、ユニリーバ保有する主なブランドは下記です。

聞いたことのあるものばかりです。(米国会社四季報より抜粋)

 

LUX(ボディソープ・シャンプー)、Dove(ボディケア製品)、モッズ・ヘア(シャンプー)、LIPTON(紅茶)、ジフ(台所洗剤)、ドメスト(トイレ用洗剤)、AXE(男性用ボディケア製品)

 

ブレグジットの懸念があるので気持ちはPMに傾いていますが、いつかはULも購入したいと考えており、悩ましいところです。(楽しい)

 

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