イトの米国株日記

サラリーマン技術者が米国株に投資します

フィリップ・モリス(PM)を15万円分購入

 3月1日に、フィリップ・モリスを15万円分購入しました。

 

理由はいくつかあります。

 

・高配当である

購入時点の配当利回りは5.2%でした。

私のポートフォリオ配当利回りは3.0%なので、平均を押し上げてくれます。

株を保有しているだけで何もしなくてもチャリンチャリンと収入をもたらしてくれる、配当は素晴らしいものです。

 

・米国での税金がほとんど掛からない

フィリップ・モリスアメリカでの売り上げがないため、米国での配当への税金がほとんどかかりません。

したがって、NISA口座で購入すれば日本の税金も免除されて配当金がそのまま自分の懐に入ってきます。

通常の米国株はNISA口座で購入しても米国での税金が約10%かかります。

当然ながら、今回はNISA口座で購入しました。

 

・高配当たばこ銘柄をアルトリアだけに頼ることにリスクを感じた

これが一番大きな理由です。

高配当の代表格であるタバコ銘柄としては、既にアルトリア(MO)の株を保有しています。

 

アルトリアとフィリップ・モリスは元々一つの会社です。

2008年に米国事業はアルトリア、その他はフィリップ・モリスと分割したことで2社に分かれた経緯があります。

 

タバコメーカーは、厳しい規制により十分な利益を上げられなくなる懸念が常に付きまといます。

ごく最近も、カナダでJTへの賠償請求裁判のニュースが流れました。

 

アメリカは特にこの規制が厳しく、FDA(米食品医薬品局)という難敵がいるため、アメリカ国内だけを対象にしているアルトリアの方がリスクが高く感じられるのです。

その点、フィリップ・モリスは米国以外の複数の国を販売対象としているため、リスクは分散されていると考えられます。規制の厳しい国での販売にこだわらず、発展する国や規制の緩い国に力を入れることができるわけです。

 

ではなぜこれまでアルトリアしか保有していなかったのか、一言で言うと「かわいい」からです。

 

特に名前がかわいいです。

タバコメーカーであることを感じにくい様にこういう名前にしたと聞いたことがあります。

そういう弱気な姿勢もかわいいです。

  

「かわいい」を理由に投資対象を選ぶのって、投資家として失格ですかね?

 

別に良いですよね?

かわいいは正義」ですから!

 

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