イトの米国株日記

サラリーマン技術者が米国株に投資します

保有銘柄の商品を贔屓してますか?

私は自分が保有している企業の商品をほとんど使っていない、という事実にふと気づきました。

 

現在のポートフォリオは下記の様になっています。

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保有している個別株について、自分の生活でどのくらいその企業の製品を購入しているか調べてみました。

 

①JNJ=ジョンソン&ジョンソン:バンドエイド、リステリンコンタクトレンズ

②PFE=ファイザー:なし

③PEP=ペプシコ:外出先でまれに飲む程度。

④PG=P&G:レノア(柔軟剤)

⑤PM=フィリップ・モリス:なし。タバコは吸いません。

⑥MO=アルトリア:なし。タバコは嫌いです。

⑦VZ=ベライゾン:なし。日本ではサービスなし。

⑧T=AT&T:なし。日本ではサービスなし。

⑨AMZN=アマゾン:稀に使う。現物主義なので、ネット通販はあまり使わない。

⑩V=VISA:クレジットカードが1枚だけあるが、ほとんど使わない。

⑪MSFT=マイクロソフト:公私共にウィンドウズを愛用しています。必要不可欠。

 

自分の生活の中で愛用しているのは、ジョンソン&ジョンソン、P&G、マイクロソフトの製品くらいですね。

日本でサービスを行っていないベライゾンやAT&Tは仕方ないとしても、その他の企業のサービスもあまり利用していません。

 

ではなぜ、私はこれらの企業の株を買ったのでしょう?

 

それは経営数字の安定度や配当利回りを重視して、身近に商品があるかどうかは気にしなかったからです。

 

日本を主戦場としている企業ならともかく、アメリカを主戦場としている企業を選ぶのに日本に住む自分の肌感覚をあてにする理由がありません。

生活への浸透度は強いブランド力の表れかもしれませんが、日本でのブランド力の強さがその企業の強さに強い影響を及ぼすわけではないからです。

 

製品が自分の身の回りにあるかどうかは、米国株を選ぶにあたってはどうでもいいことなのです。

自分の目で見て、使ってみて判断するというのはとても大事なことではありますが、その地域でのブランド力の強さにどの程度の価値があるのかは、冷静に見極めるべきでしょう。

 

 

ところで、今回家の中を調べて分かったのですが、我が家には花王の製品が多いです。

シャンプーはメリット、石鹸はビオレ、洗濯洗剤はアタック、台所洗剤はキュキュットでした。これらは全て花王の製品です。

 

花王といえば、日本では珍しく長年にわたって連続増配を継続している企業なので、配当の伸びという点では期待できます。

しかし、現時点の配当利回りは1.5%程度、PERも26倍と明らかに割高水準なので、とても買う気にはなれません。

毎年増配していますが、配当が3%程度になるにはおよそ10年かかるペースです。

それなら現時点で配当利回り3%の連続増配株を買います。もちろんアメリカ株です。

 

花王より長い30年以上連続増配している株だけでも、例えば、AT&T、アルトリア、ペプシコ、P&G、J&Jなどがあります。

そう、既に私が保有している株です。

私はこういう連続増配銘柄を重視しているわけです。

 

為替リスクがないとか、不景気に強いってところは花王に軍配が上がるのですが、アメリカの連続増配株、経営の安定した株を見慣れていると、今更日本の株を買う気にはなりませんね。

 

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