景気先行指数(2019年2月)
3月21日に2019年2月分の米国景気先行指数が公表されました。
結果は、前月比+0.2%です。
久しぶりのプラスした。
下記が景気先行指数です。
コンファレンスボードのHPから入手できた分をグラフ化しました。
コンファレンスボードHP
https://www.conference-board.org/
青の縦棒は景気先行指数の前月比増減率、赤線は増減率を半年分移動平均したもの、オレンジは積算したものです。修正値は反映していません。
今回はプラスとなったものの、赤線(MA6)の下落傾向は継続しており成長の鈍化は間違いないものに思えます。
ただ、先日のFOMCでFRBのパウエル議長が景気認識を引き下げ、今年の利上げをゼロ回とする方針を示したことはプラス要因です。
中央銀行が景気の先行きに対して懸念を持ち、景気の維持のために利上げに対して慎重な姿勢を示したことで市場の安心感は多少なりとも広がるものと思います。
心配なのは英国のブレグジット問題と米中貿易摩擦の影響ですね。
特にブレグジット問題は決着が見えません。
影響の度合いなどが明確になった方が株価への折り込みが早くでき、下がったとしても安心して買い増せるものです。
上がるか下がるかは問題ではなく、下がったとしても安心できることが大事なのです。
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