景気先行指数(2019年10月)
1月21日に2019年10月分の米国景気先行指数が公表されました。
結果は、前月比-0.1%です。
下記が景気先行指数です。
コンファレンスボードのHPから入手できた分をグラフ化しました。
コンファレンスボードHP
https://www.conference-board.org/
青の縦棒は景気先行指数の前月比増減率、赤線は増減率を半年分移動平均したもの(MA6)、オレンジは積算したものです。修正値は反映していません。
先月に引き続いて-0.1%ということで、良くはないですね。
6カ月移動平均線もゼロに到達しましたので、そろそろ景気後退期が来てもおかしくないよという感じです。
といっても、これは景気「先行指数」なので、実体の景気よりは半年ほど先行する傾向があります。景気後退期は速くても来年4月くらいでしょうか。待ち遠しいですね。
ただし、S&P500もダウも最高値を更新するなど、株価は堅調です。
景気を占う各種指数が悪化していることは確実で、不況の足音は近づいているのですが、米中貿易の緩和期待などで不安感が減少してきているらしく、株価はちょこちょこ高値を更新してきます。
私は現金保有率が約60%と高いので、配当を積み増すために株を買い進めたいのですが、株価が高値圏にあるので月々の買い付け金額を増やす気にはなりません。
調整局面や景気後退期が待ち遠しいです。
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