景気先行指数(2019年1月)
2月21日に2019年1月分の米国景気先行指数が公表されました。
結果は、前月比-0.1%です。
前回に引き続きマイナスでした。
昨年末の下落からすれば株価は持ち直しているものの、アメリカの景気自体は減速する懸念があります。
下記が景気先行指数です。
コンファレンスボードのHPから入手できた分をグラフ化しました。
コンファレンスボードHP
https://www.conference-board.org/
青の縦棒は景気先行指数の前月比増減率、赤線は増減率を半年分移動平均したもの、オレンジは積算したものです。修正値は反映していません。
赤線(MA6)の下落傾向が継続し、成長が鈍化していることが確認できます。
結構な急落に見えます。
このままの傾向が続けば数か月で指数はマイナスとなり、その状態が継続すれば、半年後にはリセッション入りの可能性があります。
利上げの停止や米中貿易戦争の改善期待により株価は戻していますが、それとは裏腹に景気先行指数が下落し続けているというのは心配です。
引き続き監視して行きましょう。
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