イトの米国株日記

サラリーマン技術者が米国株に投資します

景気先行指数(2018年10月)

11月21日に、2018年10月の景気先行指数が公表されました。

 

結果は、前月比+0.1%です。

 

ここ数か月は+0.4~+0.6%くらいの伸びが続いており、堅調な様子でしたが、今回は急に悪化しました。

2018年5月以来の低水準です。

 

景気拡大傾向は減速しているようです。

すぐにリセッション入りすることはないでしょうが、景気後退を意識せずにはいられません。

 

景気先行指数は一般的に景気の山に対しては約9か月、谷に対しては約4か月先行すると言われています。

したがって、このペースで減速が進むと、早ければ来年の中旬くらいにリセッション入りを迎える可能性があります。

 

下記が景気先行指数です。

コンファレンスボードのHPから入手できた分をグラフ化しました。

 

コンファレンスボードHP

https://www.conference-board.org/

 

f:id:TSUMABENI:20181124001255p:plain

青の縦棒は景気先行指数の前月比増減率、赤い線は増減率を半年分移動平均したもの、オレンジは積算したものです。

 

ここ10年間は、赤線が0付近まで低下しても反発していましたが、今回はマイナスに転じるかもしれません。

 

ハイテク株の大幅下落をきっかけに既に意識されている人が多いとは思いますが、投資家は景気後退局面を見据えたポートフォリオへの移行を考慮すべきタイミングに来ていると思います。

 

リセッション入りで狼狽売りすることがない様に、あらかじめ計画を立て、覚悟を決めることは長期投資家にとって有用なことと思います。

また反発して景気拡大が継続するなら、それもまた良しです。

  

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