イトの米国株日記

サラリーマン技術者が米国株に投資します

2019年の株価と為替を予想してみる

無謀とは思いますが、2019年の株価および為替の動きを予想してみます。

自分の能力で挑戦することが不毛な事は自覚していますが、それでも景気動向や市場のセンチメントに気を配るのは投資家として必要なことと思うので、考えて記録を残したいのです。

 

 

2019年、株価は大して上がりもせず、下がりもしないと予想しています。

S&P500指数(現在の値2,531ドル)は2018年9月頃につけた高値(2,940ドル)を大きく更新することはなく、かといって2,000ドルを下回るほど大幅下落することもないでしょう。

理由は単純に、プラス要因とマイナス要因が入り混じっているからです。

 

【プラス要因】

・企業業績は好調

・失業率も低いまま

・利上げは打ち止めの可能性が高まった

・2018年9月以降、一度調整局面を迎えた

トランプ大統領

 

【マイナス要因】

・米中貿易摩擦

ブレグジット

財政赤字

トランプ大統領

 

2018年9月以降に調整局面が訪れており、一部企業の株価は割安な水準まで下落しているのはプラス要因と考えています。ほとんどの銘柄の株価が上昇し続けて割高な状態よりは一部に割安な銘柄が出現している現状の方が健全です。

 

トランプ大統領が両方に入っていますが、みなさん納得してもらえるものと思います。

あの人は米中貿易摩擦の様な経済に対する悪手を放つこともあれば、FRBへ利上げの停止を要求するなど、景気刺激的なこともやります。短期的に見て、いいとも悪いとも言えない存在です。

 

基本的には金利の上昇によって資金調達コストが上がっているので、これまでの様なイケイケドンドンな業績を継続できなくなる企業が出てくるでしょうが、景気刺激策に依らない実力を伴った企業は高成長を維持するものと思います。

株価は個別の企業業績に沿った方向感のない動きをしつつ、ときどき世界情勢の影響を受けて短期的に上下に偏ったりするのではないかと考えています。

 

 

 

為替に関しては、アメリカの利上げが停止する可能性が高いため円高に振れるでしょう。

先日1ドル104円台になった瞬間もあったことですし、100円を割り込む可能性があると見ています。

とは言え、ドルと円の間には明確に金利差があるので1ドル95円は下回らないと考えています。

1ドル95円~110円くらいの間で、少しずつ円高に振れていくかなと予想しています。

FOMCで利上げがないことを確認するたびに円高に振れていくんじゃないかななんて予想しています。

 

日本にとっては円高は歓迎できないものですが、円高防止のために日銀が手を打つとは考えていません。現状の異次元緩和を超える手は打てないでしょう。

せいぜいドル円が100円を切ったころに、政治家が口先介入をするくらいしか、円安へ誘導する手はないと思います。

 

一年後に答え合わせをやってみます。

 

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