イトの米国株日記

サラリーマン技術者が米国株に投資します

転職します

以前、転職活動中という記事を書きましたが、転職先が確定しました。

長く住んだ関東を離れて九州に行きます。

 

今は来たる引っ越しに備えて不用品の廃棄に地道に取り組んだり、関東を離れる前に行っておきたい場所巡りの計画を立てています。

 

ところで最近、ネットで下記の記事を見つけました。 

www.itmedia.co.jp

私は優秀でもないし、もはや若手でもありませんが、思うところがあるので考えてみたいと思います。

 

記事によると、賃金や待遇に不満がなくても期待している人材が会社を辞める場合があるそうです。

例えば、

・仕事の領域を広げたい。(今の仕事で得たスキルを別の場所で生かしたい。)

・次のステップに進みたい。

・プライベートやライフスタイルの変化に合わせて。

などの理由です。

 

同じ会社に居続けて価値観が保守的になってしまう事の防止や、主体的なキャリア形成を重視していることの表れではないかと分析する意見も掲載されています。

 

私は上記の意見に賛同します。

自分のキャリアは自分で形成するべきですし、一つの会社に居続けることで成長が止まってしまうことはかなり怖いことです。

人生100年時代が現実的に感じられてきた昨今、成長を止めてしまえば社会の変化に対応できなくなり、仕事を通じて社会に貢献する能力、すなわち生きる術を失いかねません。

 

とはいえ、優秀な人材がやめると会社が困るというのもわかります。

どういう会社ならば必要な人材がを確保できるのか考えてみました。

 

・今後必要となるスキルが身に着けられる。

・異なる事業へチャレンジする機会がある。

・個人の成長を促すためのジョブローテーションがある。

・仕事とプライベートと両立できる。

・十分な報酬がある。

・一度辞めても戻ってこれる。

 

ほとんど記事に書かれていることと同じですが、最後のひとつだけは独自意見です。

 

会社側としては出ていく人材より入ってくる人材が多ければ問題ないはずです。最後の意見は、会社の事を理解している人が再度入ってくることを推奨するものです。

 

一時的な留学や交流ではなく、本気で転職して取り組むからこそ得られるものがあるはずです。その得たものを戻ってきて活かしてもらえれば、ずっとその会社にいて成長が停滞するよりもいいでしょう。

会社の事も外部の事も理解した人材を通じて、それまでの会社にはない外部の考えや方法をスムーズに取り入れるきっかけにもなるかもしれません。

 

会社にとっていちばん良くないのは、成長の止まった人員が居座り続けることではないでしょうか。

そういった人員は変化も進歩も拒むため、新しいことに挑戦することはなく、また、その能力も失われていきます。

会社を動かすのは人なので、人の成長なくして会社の成長はありえません。

 

長期間同じ会社にいることで成長が止まってしまうくらいなら、転職を繰り返してスキルアップを図るほうが健全です。

 

人材の流動性が更に高まり、今後成長が期待できる新しい事業、しっかりと社員へ利益を還元できる健全な会社に優秀な人材が集まることを望みます。

 

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