コロナウイルスによる新型肺炎への対応ということで
コロナウィルスによる肺炎の影響で延期されていた上海株式市場が2月3日から開場しました。
予想通り大きく下落しましたね。
上海総合指数は229.92(7.79%)の下落です。まぁ、普通ですね。
日経平均は、既に下落リスクを織り込んでいたため、223円ほどしか下落しませんでした。
新型肺炎の影響は大きいですね。
まさか春節を延長したり、工場の稼働を遅らせるほどになるとは思ってもいませんでした。
世界経済に占める中国経済の比率はかなり大きくなっているので、このまま影響が長引けば、世界各国の景気にも悪影響を及ぼしそうです。
こんな時に長期投資家がどうするべきかというと、淡々と定期的に株を買い進めるに限ります。
私も多分に漏れず、米国株を予定通り買い増ししていく予定です。
計画では、今月も総額20万円分ほど米国個別株とETFの買い増しを行います。
もし、米国の株価がこの先も下落を続けてS&P500が直近高値より10%下落したら、投資資金を2割ほど増やして24万円とする予定です。原資には貯金を充てます。
更にS&P500が下落して、直近高値から20%下落した場合、月の投資額を4割増やして28万円とする予定です。
原資としては、債券ETFであるBNDを半分まで売却して確保します。
更に更に下落して直近高値から40%下落した場合は、BNDを全て売り払ってても、月の投資額を8割増やして36万円とする予定です。
この計画は思いつきで立てたわけではなく、年初から決めていました。
あらかじめ株価下落時の行動を決めておくことで、チャンスをきっちり掴もうというわけです。
ただ、今回の肺炎ではせいぜい20%下落くらいでしょうかね。
ウィルスによる影響なんて夏になればほとんど確実に解消するでしょうし、タイかどこかで既存のインフルエンザ治療薬が効果があったなんてニュースもありました。
感染が広がっているとは言え、死亡率がそこまで高い病気もなさそうです。
中国当局の対応の失敗と、中国人のおかしな対応が目を引いているだけに思えます。
株価が底を打つのはもう少し先になると思いますが、春節で帰省していた人たちが職場に戻って、2週間もすれば感染者は減少に転じるのではないかなと思っています。
株価も遅くとも3月くらいには底打ちして、上昇に転じるんじゃないかなと。
となると、下落局面で投入する資金はわずかに40万円程度となり、あまりうまみを得られないかもしれません。
現金はまだたくさんあるので、上記のシナリオ以上の資金を投入して、拾っていた方が今後のためかもしれないなと計画から逸脱したい欲求が首をもたげています。
そんな時は、しっかり計画を立てて投資を続けている米国株ではなく、日本株を売買して欲求を解消します。
というわけで、本日、日本の高配当株であるJTを購入しました。
配当利回り6.7%はおいしいです。
タバコの未来は見通しが明るくないので、とりあえず100株のみです。
こちらはまだ刺さっていません。
日本は地理的に中国から近い上、株価の動きも米国株より激しいので、肺炎の影響で下落したらしっかり優良株を拾っていきたいと思います。
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