景気先行指数(2019年4月)
5月17日に2019年4月分の米国景気先行指数が公表されました。
結果は、前月比+0.2%です。
2月、3月に引き続いてのプラスした。
下記が景気先行指数です。
コンファレンスボードのHPから入手できた分をグラフ化しました。
コンファレンスボードHP
https://www.conference-board.org/
青の縦棒は景気先行指数の前月比増減率、赤線は増減率を半年分移動平均したもの(MA6)、オレンジは積算したものです。修正値は反映していません。
プラスが3回続いたことで赤線(MA6)は上昇に転じました。
米国の実体経済が堅調というのは間違いではないのかもしれません。
米国景気はしばらく安定なのかなという気がしてきました。
ただし、今回の公表値は4月のものだということに注意が必要です。
すなわち、米中の貿易戦争激化のニュースが出る前のものだということです。
実体経済は堅調でも政治的要因による波乱の可能性はあります。
関税対象の拡大による影響が、指数に影響するのは数か月先の事でしょう。
悲観する状況ではないものの、油断もできないというなんとも中途半端な状態ですね。
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