景気先行指数(2020年7月)
8月20日に2020年7月分の米国景気先行指数が発表されました。
結果は、前月比+3.0%です。
下記が景気先行指数です。
コンファレンスボードのHPから入手した情報をグラフ化しました。
コンファレンスボードHP
https://www.conference-board.org/
青の縦棒は景気先行指数の前月比増減率、赤線は増減率を半年分移動平均したもの(MA6)、オレンジは積算したものです。修正値は反映していません。
橙色の線を見ると分かるように、コロナの影響で急落した3,4月分を取り戻せていません。
回復の速度も落ちているように見えます。
感染者数が減っていないので当然の事です。
アメリカの新規感染者数は、一時のピークは過ぎたように見えるものの、1日4万人ほどで高止まりしています。
医療現場が崩壊していないのか、と心配になります。
日本も第2波のピークが過ぎたような声が聞こえ始めましたが、全く油断ならないです。
私はいまだに、来年のオリンピックは開催不可能だろうと予想しています。
インド、ブラジル、アメリカの新規感染者数が早いところ減少し、かつ、有効で安全なワクチンが世界中に出回るという見通しが立たない限り開催するという判断はないでしょう。
判断の期限は今年の秋頃という話があるので残り3か月しかありません。
ちょっと難しいんじゃないかな、と思っています。
▼ランキングに参加しています。
関連記事